昨今の株価高騰を見ていて、バブルの頃と重ねるような話を目にします。
確かに、少し重なる部分はあるのでしょうが、本質的には違うような気もします。
その昔、日本ではバブル景気というのがありました。
株価は上昇してお祭り状態だったらしい。私は良く分かりませんが、後から見聞きした範囲では好景気の盛り上がりがあったとか。
知人の話では、某店舗では売り上げが高くレジから現金が溢れていたと言います。
入らないから、足元に段ボール箱を置いて紙幣を積み上げていたとか。
また、別の話によると当時の証券会社では、新卒短大女子?の初回ボーナスが100万を超えていたそうな。
郵便局の定期預金も金利が高かった。窓口で勧められて少額入れたことがありましたけど、利率は7%近かったような気がします。昔の事で記憶は曖昧ですが。
夜の街も盛況だったらしい。タクシー関係の売り上げさえも高かった。
全業種、全日本全部が好景気だったとは思えないです。しかし、それでも盛り上がりはあったのでしょう。
就職状況は売り手市場でした。初任給は毎年1万円以上増えていたのです。
そして、新卒の方が先輩社員より給料が高い逆転現象もありました。
私自身、特別な良い思いはしていませんけど、就職環境は良かったのです。その後の、氷河期を考えると別世界には違いありません。
時間を隔てた現在、確かに株価は高くなっている。
でも、当時とは何もかも違う。
株価が上がったというのは、日経平均を見ています。でも、実態は数銘柄の強力な力に過ぎません。多くの銘柄はあまり上がっていないのです。
会社の売り上げや利益は、それなりに上がっているところもあります。でも範囲は狭く、未だに給与が下がる話も多い様子。
物価は強く上げつつ、賃金上昇は付いていかない。
そもそも、上がっているのは大企業だけでしょうから、中小以下は現状維持か下落もあり得ます。
金利は上がらず、円は安い。
当然物価は高くなりますし、預金利率も低いです。
住宅ローンは借りやすいですが、そもそも買えない人には関係なし。
夜の街も厳しいらしいですね。倒産の話がチラホラあります。
話を冒頭の比較に戻しますと、恐らくバブルは弾けるという煽りなのでしょう。
バブルと重ねて同じような状況と言い切れば、やがて弾けるのが自明です。
万が一同じように弾けるとしたら、どうなるでしょうか。
一部の半導体やAI 銘柄は、その他多くにどんな影響を与えるのだろう。良く分かりませんね。
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